2003/06/16
2. フローラ、サッカーを見に行くの巻き
とうとう梅雨にはいり、毎日うっとうしいですね。みなさまこんにちは。ワールドカップサッカーからちょうど、一年がたちました。今回はちょっとその思い出話をしようと思います。
思い起こせば、ちょうど2年前のことですが、主人の友達は大のサッカーファンで、みんなが申し込めばきっと誰かが当たる、というわけで、私たち夫婦はあまりサッカーに詳しくなかったのですが、友人の頼みもあって申しこみました。そぅしたらぁ、神様にねがいが届き(女神フローラの願いは必ず聞いてくれるのです♪)当選いたしました。それからがさぁ大変。チケットをみなで分けました。(右下でバカバカと点滅しているゆず馬鹿さんにも日本ベルギー戦をあげました)日本での開催はもうないかもしれない、とおもいましたので、私たち夫婦もチュニジア戦に行くことにしました。
まずは、ユニホームを、と買いに出かけました。そこは、けちなフローラさんですから、正式なものは買わず(その店の分は売りきれていたので)その横に、ちょっと似せたのがあったので、それを2枚手に入れました。そして次なるは、テレビを見て応援の勉強をいたしました。そのとき…主人、ひとこと「フランスのユニホームに俺たちの似ている…」よく見ると、なんと、フランスのユニホームを買ってしまっていたのでした。わたしも、あっけにとられたのですが、また買いにいくお金もありませんので、胸のマークをはさみで切り取り、袖の線は見えないようにして中に織り込み縫いました。でも、できあがったら袖がやたらと短くなんとも寂しいかぎり…。それでもふたりは、当日いそいそと出かけることにいたしました。フーリガンにあって殺されたらとも思ったのですが、勇気をふりしぼりました。
わたしは午前中はお仕事で、ひるからだんな様と待ち合わせをしていました。仕事場に着くと、友人がやはり胸に日の丸のマークがないのは寂びしいと言うので、即席で日の丸を作ることにいたしました。たまたまあった白い布を四角に切り取り、服に縫いました。そこまでは完璧。でも仕事場に赤のマジックがなかったのです。時間は迫って来ました。
茶色のマジックがあったので、えーい!これでもいいや!と、まぁるく塗りました。
「やったー。できあがり。」友人たちの声援をうけ、まるでわたしが、出陣するかのように、行ってきまーすと。待ち合わせ場所に主人が待っており、そこでひとこと…「胸の日の丸が乳首みたいや」言われてみると、たしかに、赤じゃなくて茶色だったので…。でも時間ないし、回り見ると、頭を日の丸にカットしたのやら、顔に日の丸を書いてる子もいるし、胸に乳首…でも生じゃないので…。気にせずに…行くことに…いたしました…。大阪の長居球技上で友人と会いました。ちょっと胸に視線を浴びながら…試合開始…。
なんともその場の雰囲気は実際に行ってみないとわからないすごいものがありました。応援をしました。「ならさきー、中田、いなもとー、もりしばー…」前日興奮して寝ておらず、応援中に声はかれるし、しばし意識を失ってしまいました。(zzz…)
あとで、テレビで見たら、もりしばではなくてもりしまだったとことに気がつきました。反省。主人は鼻づまりなので、もりしまがもりしばになっていて、わたしもそのように応援してしまっていたのでした。
応援の熱もさめやらず帰ることになりましたが、そこでもすばらしく素敵な出会いがありました。電車はとてもとても長い列で乗れそうにもなく、タクシーを利用することにしました。乗るとタクシーの運転手さんが「お疲れ様でした。応援でのどがかれていませんか?」といって飴を4人にくれました。しかも一人に2、3個ずつ、しばらく運転していると「おなかすいていませんか?もちろんおかねはいただきませんよ。」といって、サンドイッチとお茶をおごっていただきタクシーの中でいただきました。ほんとうにいたれりつくせりでした。その帰り道大阪から神戸までですが、観光案内つきです。わたしたちもタクシーでこんなに親切にしていただいたのは初めてで、お話を聞くと、阪神の星野監督さんともお知り合いで関西に来たときは、かならずこの方のタクシーを利用されるそうです。
応援のつかれで、どうしてお名前を聞いておかなかったと反省しております。もしこれを見ておられたら、その節は本当にお世話になりました。ありがとうございました。
その上、目的地についたら、「おなごりおしいですがおわかれです。」といわれ、わたくしも「おなごりおしいです。どうぞお元気で。」といってお別れをいたしました。そして500円まけていただきました。ああなんて、神様のような人でしょうか。ほんとうに思い起こせば、いろんな思い出のつまったワールドカップサッカーでした。
じゃーん、おまたせいたしました。フローラandプー子さんのお手軽メニューです。みなさんに誤解のないように書きますが、わたしたちは決してだらしない主婦ではございません。えさを作っているわけではありません。コンセプトは、手軽でお金をかけず、栄養の偏りがちな外食に頼ることなく手料理を作ることです。
だんなさまのありがとうのことばがないのにもめげず、こどもの好き嫌いにもめげず、こちらに、やすいものがあると聞けば遠くてもチャリで買いにいき、雨にもまけずかぜにもまけず、リストラにもまけず、不景気にもまけず・・・そんなつよい主婦になりたい。
☆→包丁を使わないシリーズ クリームシチュー編
- 材料
冷凍の100円のミックスベジタブル1から2袋(適当)
鶏肉 (ミンチでも切り身のもの ただし包丁は使いたくないので切ってあるほうがよい。)適当量
クリームシチューのルー 適当量
あれば、牛乳(たいてい冷蔵庫にある)
- 作り方
ルー以外を入れて混ぜる。お湯をそそぎ、煮えたら、ルーをいれる。また手抜きで悪いと思えば、そして給料日であれば、カップにいれて冷凍のパイシートをかぶせてオーブンで焦げ目をつければレストランになる。
☆→簡単スープ
- 材料
コンソメの素
卵
わかめ
- 作り方
これはとっても簡単、コンソメの素をお湯でとき、そこへわかめと卵をといていれるだけ。なんにもないとき、品数が増えるうれしい一品。